2020年09月24日

大きく下げた米国株式市場に連れ安だった日本株式市場。今日の銘柄。

昨晩23日の米国株式市場ではダウ平均株価は前日比525ドル安の大幅反落となった。昨晩のダウ平均株価は前日終値から大きく値を上げ5日移動平均線を上回って取引きを開始した。しかし場中では上昇勢いも弱く、ほとんど髭の無い大陰線を付けて下落した。終値では75日移動平均線を大きく下回り26700ドル台で取引を終えた。ボリンジャーバンドでは-1σを僅かに下回って寄り付き、場中では値を戻し-1σに到達した。しかし、その後は大幅下落となり終値では-2σを大きく割り込み-3σ~-2σの株価レンジ中盤で取引を終えた。

S&P500指数は前日比2.37%となる大幅反落となった。昨晩のS&P500指数は前日終値から大きく値を上げ5日移動平均線を上回って取引を開始した。しかし場中では売りが優勢となり大陰線を付けて下落した。ボリンジャーバンドでは-1σ近くから取引を開始したが、場中では大きく下落した。終値では-2σを割り込んで取引を終えた。S&P500指数は3営業日前から5日移動平均線が75日移動平均線を割り込んでおりデッドクロスを形成していたが、昨晩の下落で5日移動平均線はさらに深く落ち込んだ。しっかりした下落なので調整は長引くと見られる。
!Σ(×_×;)!

そしてNASDAQ指数は前日比3.02%安の大幅反落となった。昨晩のNASDAQ指数は前日終値を僅かに下回り寄り付いた。そして場中では大きく下落し、終値では75日移動平均線を割り込んで取引を終えた。ボリンジャーバンドでは-1σを僅かに上回って取引を開始したが、場中ではほとんど髭の無い大陰線を付けて大きく下落した。そして終値では-2σ~-1σの株価レンジ中盤まで下落して取引を終えた。

昨晩、米国では米疾病対策センター(CDC)所長は上院保健・教育・労働・年金委員会で来年3月下旬か4月までに約7億回分の疫病ワクチンが用意され、遅くとも2021年7月までには全米国民が疫病ワクチンの接種をすることができると述べた。これが市場投資家に好感され前日終値から大きく値を上げて寄り付いた。しかし、同日、米連邦準備制度理事会(FRB)議長は疫病対策に関する下院特別委員会で経済の回復は遠く、FRBは必要な手段をすべて講じたとして財政支援の必要性を繰り返した。このFRB議長の発言から市場投資家の間に警戒感が高まり大幅下落に転じた。
(*>д<)

そういった米国株式市場の不調さを受けて今日24日の東京株式市場は、いわゆる連れ安となった。日経平均株価は前日比258円安の大幅続落となった。今日の日経平均株価は前日終値から大きく下げて25日移動平均線近くから取引が始まった。場中では前場寄り付き十数分で安値を付けた後、反発した。しかし後場の後半に大きく下落し、前場安値を大きく下回る安値を付け23030円台まで値を下げた。終値では23080台まで回復して取引を終えた。ボリンジャーバンドでは今日の日経平均株価は-1σ〜0の株価レンジの上から下まで大きく動いた形だ。終値では-1σ〜0の株価レンジの下寄りで取引を終えた。今日の日経平均株価は25日移動平均線を大きく割り込み、短期調整で回復するか、あるいは長引くかを今後見ていく必要がある。

TOPIX指数は前日比1.08%安の大幅続落となった。今日のTOPIX指数は前日終値から大きく値を下げて寄り付いた。前場寄り付き直後に安値を付けた後、値を回復した。しかし後場後半に急落し25日移動平均線近くまで一気に下落した。終値では25日移動平均線から僅かに反発して取引を終えている。ボリンジャーバンドでは1σを僅かに下回って寄り付き、終値では0〜1σの株価レンジの下寄りで取引を終えた。

そしてマザーズ指数は前日比1.87%安の大幅反落となった。今日のマザーズ指数は前日終値から大きく値を下げて寄り付いた。前場寄り付き1時間後には前日高値を更新した。しかし後場後半に急落し大きく下落した。一時的には5日移動平均線を下回る下落となったが、反発し終値では5日移動平均線を僅かに上回って取引を終えた。ボリンジャーバンドでは2σ近くで寄り付き、前場は2σ〜3σの株価レンジ中盤で推移していた。しかし後場後半に急落し、一時1σ〜2σの株価レンジ中盤まで下落した。終値では僅かに反発し、1σ〜2σの株価レンジ中盤上寄りで取引を終えた。
(#゚Д゚)y-~~

今日の東京株式市場では主要な株価指数は後場後半で急落しているため、前場で手仕舞うのが無難だった。今日の日経平均株価、TOPIX指数そしてマザーズ指数は前場寄り付き十数分、あるいは数分で安値を付けて反発したが、前場の早い段階の値が下がっている時に仕込めてなければ高値掴みになる可能性が高く、後場に持ち越す可能性が増す。前場の安値が拾えたかどうかで今日の結果は大きく変わったのでないか。そんな今日の東京株式市場で調子の良かった銘柄を調べてみた。今日はソフトシステム開発関連、情報配信関連、不動産関連、福利厚生関連、医療情報システム関連などの銘柄が物色されたようだ。

❏3969 エイトレッド(東1)
2,456円/前日比+148円/+6.41%
出来高233400株
業務効率化ワークフローソフト開発販売
4-6月期経常34%増

❏3565 アセンテック(東1)
2,369円/前日比+100円/+4.41%
出来高992500株
仮想デスクトップ関連製品開発販売
上期経常33%増、5-7月期46%増

❏3922 PR TIMES(東1)
2,579円/前日比+69円/+2.75%
出来高255300株
プレスリリース配信サイト運営
3-5月期経常39%増、上期計画超過

❏3475 グッドコムアセット(東1)
2,440円/前日比+41円/+1.71%
出来高125100株
投資用ワンルームマンション11-7月期
経常2.2倍増、通期計画超過

❏2412 ベネフィット・ワン(東1)
2,650円/前日比+25円/+0.95%
出来高388500株
福利厚生代行サービス
4-6月期経常13%増

❏3937 Ubicomホールディングス(東1)
2,299円/前日比+19円/+0.83%
出来高259500株
システム開発提供、医療情報システム開発販売
4-6月期経常4%増










投資は自己責任です。必要な方は、必ず自ら情報の真偽を確かめて下さい。


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pritts3039 at 22:29コメント(0) |  | 投資方針 

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